村上甲冑工房

村上式手作りミニ甲冑の作り方を掲載していきます。

村上式手作りミニ甲冑しころ、兜の作り方

しころの形は曲線なので三枚の板を合わせるのが難しいです。 型紙が完成しているので今はその型紙通りに切って穴をあけて塗装して威せばすぐに制作することができます。 なんでも新しいものを始めて作るときは時間がかかります。 そこを試行錯誤しながら考え…

前立て

とりあえず大量生産しました。 これで四体分の甲冑の前立てができました。 大量生産、大量消費の時代です。 物余りの時代でもあります。

前立てボツ作品

プラスチックで作ったんですけれど先っちょが尖ってて危険だったので辞めました。

前立て

手芸屋さんに売っている花座を接着剤でつけました。 これを金色に塗装して前立ては完成です。

前立て

こんなかんぢの前立てを作りました。 三日月にすると伊達政宗風になるしVにするとただのガンダムになりそうだったからこんなかんぢの形にしました。 どちらかと言えば大鎧風の前立てです。 ちなみにこの甲冑は当世具足です。 大鎧と当世具足の違いはまたいつ…

手作り甲冑の兜

金色の筋をつけて八幡座風のものをつけました。 金色を入れると引き締まって見えます。立体感も生まれます。

村上式手作りミニ甲冑しころ完成

しころ完成しました。 しころ感が出ています。

しころ耳糸威し完了

耳糸を威せました。 いらない部分の紐は接着剤でくっつけてハサミで切ります。

しころ耳糸威しのやり方

一つ一つの穴に紐を通していきます。 向きとねじれがないようにするのが大変です。 引っ張ってきつく紐を結ぶより、ふわっとやわらかく膨らみをだした方が立体感も出るし綺麗に見えます。

しころ

しころは三段です。 下から上に向かって威していきます。 草摺の場合は上から下に向かって威していきました。 両方からできる技術を身につけていたら今後役に立ちます。

しころ

しころを威していきます。

目庇

目庇です。 帽子のツバの部分です。 もう少し丸みを帯びて作るべきでした。

兜縁取り

下から1センチくらいのところにひもをこんなかんぢでぐるりとつけます。

この形作るのすごく難しかったです。 1枚の平面を立体にするのって初心者には難しいです。 とりあえずお椀型に作りました。

目庇の部分です。 この形は尖りすぎだと思うのでもう少し丸みがある肩が良いと思います。 とりあえず今回の目庇はこれでいきました。

しころ穴あけ

この穴あけの配列ももう少し直さなければいけない部分があります。 プラン ドゥー シー アクション です。

しころ

兜のしころの部分です。 もう完成しているけどまだしころの長さであったりバランスが良くないからもう少し改善してなかないといけません。 何回も甲冑を作ってはバランスをみてもう少し長くであったり短くであったり穴の数であったり配置であったり考えてい…