梅雨の時期に甲冑を来て戦をすること
7月も後半に入っていますけれど雨ばっかりで夏らしい夏がまだこない今日この頃ですね。
昔の人たちは、こんな梅雨の時期でも甲冑を身にまとって戦をしていたのでしょう。
甲冑は鉄でできているから重たいし、厚みもあるから風通しも悪いでしょうし、雨が降ったら紐が水分を含んでさらに重たくなるでしょう。
そんなものを身に着けて戦をするのは大変だったと思います。
戦をする前に戦さ場まで行くのだけでも体力を消費すると思います。
おじいちゃんとかどうしていたんでしょうか?
熱中症とかならなかったんでしょうか?
甲冑で失うものと新たに手に入れるもの
昨日は仕事が休みだったので甲冑の材料を買い出しに行ってきました。
合計1万円分くらい買い出ししました。
今、新しい試みをしているのでいろいろ試すのに新しい材料であったり新しい道具を買うのに材料代がいつも以上にかかってきます。
新しい材料を買ったのにそれが失敗に終わることもよくあります。
新しいことをするということは失敗はつきものであると同時にお金と時間も失っていくのだと気付きました。
ただ、その失ったもの以上に努力と試行錯誤をすれば、それ相応のクオリティの作品が結果として返ってきます。
甲冑作りというものは裏切りません。
恋人や人間はすぐ裏切られたり自分から裏切ったりするけれど、甲冑は裏切りません。
努力すれば必ず報われます。
愛情を込めれば必ず答えてくれます。
昨日新たに材料を手に入れたのでまた新しい愛を甲冑に注ぐことができるのが楽しみです。
早く今日の仕事が終わって家に帰って甲冑を作りたいです。
結婚式に甲冑
7月です。
もう7月も半分を過ぎました。
今月ようやくYouTubeで甲冑製作動画を配信することができました。
今回島津義久の甲冑を作っているけれど新しい試み、自分の中でできる最大のパフォーマンスを出し切ろうと、ひとつひとつすごくクオリティを求めて甲冑製作をしています。
やったことのない作り方をしているのでなかなか作業が進みません。
休みの日に一日中かけて作ったものがうまくいかなかったりサイズが合わなかったり、何度も挫折しそうになりました。
ようやくやり方がわかって形になって人様に見せれるくらいになったのでそこから動画撮影や写真撮影の開始になりました。
YouTubeチャンネルの村上甲冑工房を見ていただければわかりますが、かなりクオリティが上がっていると思います。
すごく時間がかかった分、達成感と満足感で満ちています。
それと同時にもう少しこうしたらよかったとか、もう少し綺麗に仕上げられたなどの次に繋がる悔しさもあります。
まだ島津義久甲冑は完成していませんけれど、完成までの道筋が見えてきたので、このまま一気に作業を進めたいと思います。
ちなみになぜ島津義久の甲冑なのかというと、友人が結婚するという報告があったので、その友人に戦国武将だと誰が好きなのかと質問したら、島津義久と言ってきたので、なかなかいい線をつくなと思いながら、結婚のお祝いとして甲冑をプレゼントしようと思い、島津義久の甲冑を製作することとなりました。
結婚式のウェルカムボードかもしくは、式場のどこかに島津義久甲冑を飾ってほしいなと思います。
甲冑でお金を稼ぐ
後胴と大袖を繋げました。
最近毎日甲冑を作っています。
昼間は仕事をしているので仕事が終わって、家に帰ってきてからご飯食べてお風呂に入ってすぐに甲冑製作を開始します。
甲冑製作にかける時間は2時間くらいです。
ホントはもっとたくさん甲冑製作に時間を費やしたいと思っているのだけれど、次の日の仕事と睡眠時間を考えると、なかなか甲冑に時間をかけられないです。
昼間の仕事の労働時間が長過ぎて、嫌になることがよくあります。
もう少し労働時間が短いところに転職したいとも思いますけれど、そんなことをやれるほどの経済的ゆとりはありません。
今の仕事のままで時間をみつけて、甲冑製作をしなければなりません。
昼間の仕事を辞めて、この甲冑だけで生活していくのが今の僕の夢です。
このブログを書いている今現在の時間は21時30分
ご飯食べた後で眠たいけれど今から甲冑製作を開始したいと思います。
甲冑製作中の動画も撮影します。
手作り甲冑とジャニー喜多川社長
手作りミニ甲冑の大袖が完成しました。
3枚目の写真を見ればわかるけれど、ちょっとピシッとしすぎたかなと思います。
もう少し1枚1枚の板を隙間を開けてあげた方が大きく立体感が出たんぢゃないかなと思います。
ジャニー喜多川社長が亡くなったらしいです。
数多くのアイドルを世に排出し、新しい文化と価値を築きあげた日本人のうちの1人だとぼくは思います。
ジャニーズに入りたい。と思わされるような事務所を作るまでにどれだけの苦労と努力があったことか、たくさんの失敗と成功と挑戦と挫折があったに違いない。
今ジャニーズを見て夢や希望をもらっている人はたくさんいると思います。
ぼくもそのうちの1人です。
ジャニーズという文化的価値を作ったジャニー喜多川社長に見習って、自分も日本に新しい価値を作れるような人間になりたいです。
もしかしたら今やっている甲冑もずっとずっと、努力して続けていけば、いつか日本中に広まって新しい文化のひとつになれるのではないか。
そんなことを考えながら甲冑を作っていきたいです。
甲冑で人を集める方法
後胴にもこはぜをつけました。大袖とジョイントできるようにしています。
甲冑YouTubeのチャンネル登録者数が少し増えました。
もっと動画をアップしないとチャンネル登録者数が増えそうにないです。
これからはYouTubeに変わる新しい動画配信サイトがたくさん増えそうな気がします。
5Gになることによって情報の供給の方法が文字だけよりも音声や動画などを使っての情報提供が増えそうだと思います。
一昔前だと自分のブログサイトに来てもらう形だったのがこれからの時代は自分の動画配信チャンネルに人を集める時代になりそうです。
そのさらに昔は自分の店舗に人を集めるのが重要だったと思います。
結局、今も昔も人をどれだけ集めれるかにかかっているんだと思います。
この甲冑製作で人はどれだけ集まるのでしょうか?
もっと人が集まる村上甲冑工房にしていきたいです。
甲冑作りの技術の向上
こはぜをつけていきます。
前胴と後胴をジョイントするためです。
千枚通しでぶっつけ本番で穴をあけてこはぜをつけるんですけれど最初は失敗すると怖いから何回も確認して穴をあけてました。でも今ではそこそこ慣れてきたので、だいたいの穴をあける位置もわかってきたし、どこをどうしたらこうなるっていうのがだんだんとわかってきました。
少しずつクオリティも技術も上がってきていると感じています。
ミニ甲冑を作っている人は世の中ではまだまだ人口が少ないと思うので、その中で上を目指して極めていきたいと思います。